速聴ってご存じですか。
オーディオブックなどの音声データの再生速度を上げて聞き取るものです。
聞いたことはあるけれど、本当に効果はあるのか疑問ですよね。

私も速聴を始める前は次のようなことを感じていました。
速聴(倍速再生)はどんな効果があるの?
速聴で頭が良くなるの?
速聴すると変な副作用は無い?
実際速聴している人の感想を聞きたい
こんな事を疑問に思う方へ、実際に行った感想を紹介していきます。
この記事を読むことでこんなことが出来るようになるかもしれません
・普段から高速で聴くことで頭の回転を上げことができる
・他人の話していることの意図を早く汲めるようになり、会話が早くなる
・自分には無理だと思っていた速聴ができるようになる
実際に私が出来るようになった方法を紹介します。



Audibleを毎日30分以上続けている私が体験をもとに紹介します。
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速聴を始めて感じた効果


速聴って何?
速聴とは、音声データを通常のスピードより速く再生して聞くことです。
オーディオブックの普及が進んでおり、速聴する人が増えています。
速聴が出来るようになると、短時間で多くの情報をインプット出来るようになります。
本記事では、通常速度1倍に対して、2~3倍程度を速聴と呼ぶことにします。
速聴を始めた理由と得られた効果
私が速聴を始める前はこんなことで悩んでいました。
- 仕事をする中で、頭の回転の速い人の話についていけない
- 一つの話題に対する理解度が遅い
- 理解度が遅いので、仕事が遅い
- 自分もテンポよく話を理解したい



考える速度を上げるために、どうすればいいのか考えました。
動画や音声を倍速で聴いている人がいると聞き、試してみることに。
Amazonのオーディオブック「Audible」を使い、「2.5倍速」で聞いてみたところ、
「こんなの聞き取れるわけない!」
ものすごく速くて、何を言っているのかよくわかりませんでした。



速聴したことが無い人が2.5倍速で聴くと、全く追いつけません
私が始めた「速聴に慣れる方法」はこちら
- 自分に心地よいスピードで聞いてみることに(私の場合1.5倍速)
- 1.5倍速で何日か再生していると、それが当たり前になるので、そこから、1.6倍、1.7倍と徐々に上げる。
- 自然と聞き取ることが出来るようになっていく。
- 徐々にスピードを上げていき、2ヶ月経過する頃には、2.5倍速で聴くことが出来るようになる。



速聴を続けた結果、聞き取り力の向上以外にも、こんな変化がありました。
- 2.5倍速で聴いていると、聞き取り力が上がるだけでなく、頭で考えるスピードも上がっていく。
- 通常の会話をしながら話の先の展開を読み、考えることができるようになってきた。
- 話の中に盛り込むことが出来る情報量が増え、早口になる。
- 相手のスピードに合わせ、ゆっくり話すこともできるので、会話のスピードを柔軟に変化させられるように。
速聴を始めてから、家族、職場の人に、「話を理解して切り返してくるスピードが速くなった」、「話の中に盛り込む内容が多くなった」、「出来る人の雰囲気出てるけど、何かあった?」と言われるようになりました。
速聴(倍速再生)を使って2ヶ月で2.5倍速で聴くことが出来るようになり、頭の回転も早くなった!
速聴することの3つのメリット


速聴のメリット1
相手の話を聞いて、瞬時に捉え、考えをまとめてる速度が向上(理解力の速さ)
普段2.5倍速で聴いている人が、1~1.5倍速の会話についていくは容易です。
仕事上の会話はどんなに早くても、2倍速のスピードまで上がることはほぼありません。
普段からそれ以上のスピードで聴く練習をしていると、普段の会話がゆっくりに感じます。



ゆっくり聞けるので、その間に自分の考えを整理することができます。
結果的に、普段の会話のスピードが上がるので、周りから見ると、頭の回転が上がったように見えるようです。
速聴のメリット2
短時間でギュッと集中して話を聞くことが出来るようになった(話の流れに集中)
倍速で音声を流していると、短時間で流れてくる情報量が多いので、集中して聴く必要があります。
聞いている間は、他の事を考えず、聴くことに集中します。
速聴するときはパッと集中するモードに切り替えるので、切り替えも上手くなります。



話の要点を理解するために話の流れに集中することができるようになりました
速聴のメリット3
短時間で本を読むことが出来るので、読書量が増えた(インプット量の増加)
2.5倍速で聞けば、読書量は単純に1倍速で聴いているときの2.5倍に増えます。
私の場合、1日に取ることのできる耳読書の時間は、長くても朝30分、夜30分の合計1時間程度です。



通勤時間・移動時間・家事時間等、何かをやりながら聴いています。
この時間の密度が、2.5倍になるので、読書量が2.5倍になります。
毎日隙間時間の活用だけで、2.5時間分の読書が出来るようになったらすごいと思いませんか?
オーディオブックの習慣が無い人が、耳読書に合わせて速聴を始めれば、読書量は想定以上に増えます。
オーディオブックを利用した速聴の方法


速聴を利用できるサービスは?
速聴用の有料教材もありますが、まずは安価で利用できるオーディオブックがおすすめ。
オーディオブックの再生速度を上げて聞くだけで、十分効果が見込めます。
私のおすすめはAmazonの「Audible」。
ラインナップ数が効き方だい12万冊と格段に多く、読みたい本が見つかりやすい点がメリットです。
スマホにアプリを登録して再生するので、いつでもどこでも速聴することができます。
「Audible」については次の記事で詳しく解説しています。
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速聴を習慣づける方法
速聴は、自分に出来るところから少しずつ始めることが大切。



私は次のように行いました。
最初は聞き取ることが難しくても、1週間経過する頃にはそれが当たり前になってきます。



繰り返し聞いてスピードに慣れることが大切です!
読む本の種類や朗読者によりスピードが違うので、微調整しながら無理ないスピードで聴くことがおすすめです。
今では速聴が当たり前になっています。
速聴する際に便利なワイヤレスイヤホン
速聴する際におすすめなのがワイヤレスイヤホンを使うこと。
特にノイズキャンセリング機能のあるイヤホンを使うと、聞き取りやすさが格段に上がります。
私の場合、ノイズキャンセリングイヤホンを使うことで、0.2~0.3倍速は早く再生することが出来ています。


ケースに入れて持ち運びができることやコードの絡まりを気にする必要が無いため、聴こうと思ったときにすぐ聞けるので、オーディオブックを続けやすくなります。


耳元で操作できるイヤホンも多く、操作性が高い点がポイントです。
少し費用はかかりますが、オーディオブックを続けようと思ったらワイヤレスイヤホンはオススメです。



オーディオブック用に試したワイヤレスイヤホンのレビューはこちらをご覧ください。
速聴のデメリット
通常の速度に比べ、頭を使うので疲れる。
通常の読書に比べて集中して聞く必要があるため、慣れないうちは頭が疲労します。
速聴を始めた時、隙間時間を利用してひたすら耳読書をしていましたが、頭が疲れていました。
やりすぎると頭がクタクタになるので、ペースを考えながら利用することがおすすめです。



疲れたらしっかり休むことも大事です。
速聴の効果を更に高めるための工夫
速聴した本の要点をメモにまとめることがおすすめ
速聴を始めた当初、「内容が全然頭に入らない」と感じたことがありました。
どんどん音声が流れていき、話を追うことも出来ません。
これでは意味が無いのではないかと思い、3つの工夫することにしました。
・気になったところをAudibleのブックマークボタンを押す
・1冊読み終わったところでブックマーク箇所だけ繰り返し再生する
・重要なところだけ、スマホのメモ機能にメモしておく
この3つを行うだけで、要点だけおさらいすることができます。
要点を振り返ることで、聞いた内容を思い出すことが可能です。



メモする内容は、気になったキーワード、気になったフレーズでもOKです
なお、その本を2回目に聞くときは、要点を抑えた状態なので、更に再生速度を上げることもできます。
Audibleとは
Audibleのサービス内容を簡単に紹介します。
Audible | 内容 |
---|---|
サービス概要 | プロのナレーターが朗読した本をアプリで聴くことができるサービス。 |
ラインナップ | 会員なら12万点以上の作品が聞き放題の対象に。 |
オフライン再生 | ストリーミング再生とオフライン再生が可能。 |
価格 | 月額1,500円 |
その他 | プロの声優や俳優の朗読も楽しめる。 Audibleでしか聞けない本やポッドキャストも多数あり。 |
特徴 | 他オーディオブックと比べて聞き放題のラインナップ数が圧倒的に多いことが特徴。 読者の口コミも十分揃っており、良書に出会える確率が高い。 |
詳しくはこちらをご覧ください。
よくある質問と答え


まとめ
Audibleを使って速聴が出来るようになったことと、その効果をお伝えしました。
速聴を始める前と後で、理解する速度、深さともレベルが上がった。
加えて、インプット量も増えるので、頭は良くなった。
また、仕事でも処理速度・対応速度が上がり、会話のテンポも速くなったので、生産性が上がりました。
速聴によって、インプット量を増やし、頭の回転を上げることで毎日できることが増えたと感じています。
最初は難しいと思っていた速聴が、今では当たり前のようにできるようになりました。
本記事が、頭の回転を速くしたいと思っている方のお役に立てれば幸いです。



速聴で読書量を増やし、周りから一目置かれるようになったら嬉しいですね♪
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